まだ間に合う(笑)! 予備試験の民事執行法・保全法!
さて、予備の論文試験まであと1週間です。
時間のない受験生の方で「民事執行・保全まったく手つかず」という方もいると思います。本ブログはそんな崖っぷちにいる受験生△*1のみなさんの味方です。残り1週間、まだ間に合いますよwww
論文で勉強したくない分野はありますよね
時間のない社会人などの方にとっては、予備試験論文で出るか出ないか分からない上に出ない確率が高いから勉強にあまり時間を割きたくない分野というのがありますよね。憲法の統治、民法の親族、商法の手形、民事実務の執行・保全などですね。
この時期、時間のない方は、統治と親族は諦めて択一の知識でなんとかするしかないでしょう。手形は択一で捨ててた人は、もう論文でも捨てるしかないですw
民事執行・保全はなんとかなるかも
だが、しかし! 執行・保全についてはなんとかなるかもしれません。所要時間は約2~3時間です。
使用テキストは伊藤塾の予備試験論文問題集「民事実務基礎」です。この中に執行・保全の実に簡潔なまとめがあるのです。私の持っている初版(令和元年現在最新)ではp.234からp.248、14ページだけです。
これが実によくまとまっていてわかりやすい。というか私は執行・保全は時間的にこれしかできませんでした。でも、平成28年の民事実務基礎と平成30年の口述、これでなんとか足りました。
勉強法としては、まず1回通読して全体把握、2回目は六法で条文のあたりつけつつ混乱解消しながら通読、で終わり。かるくまとめ書いても2~3時間くらいでしょう。あら、お手軽。
とはいっても、今年出る確率は・・・どうでしょうね?
択一であまり勉強してない部分ですので、もし出た場合はやってないと点数はまったくとれないが、出る可能性は高くはない・・・やるかどうか悩みどころですね。特に社会人の方にとっての2~3時間は大きい。後はご自身の勉強の残り時間との兼ね合いだけでしょうね。
ちなみに私はこの本に出合うまでは執行・保全は捨ててました(ぉぃ)。この本買った年は、論文1日目の帰りの電車と、降りてから最寄り駅のイオンのソファー(笑)でやり切ってから、家に帰りました。そしたらその年は民事の1問目で出たんで嬉しかったというメチャクチャな思い出があります。あ、もちろん落ちてますよ、その年は(笑)。実務はBでした。
これで大丈夫と思わないで
もちろん、これは切羽詰まった人への提案ですよ! 以前「極端な成功例を信じるな」ということを書いておきながら、最近は極端なことばかり書いていますがw、これはあくまでこの時期だけの話です。この記事を読んでいるのが試験直前でない人や時間がある人は、他のすばらしい書評ブログを参考に、しっかり勉強した方がよいです。執行保全は2時間でオッケーとか信じないでくださいw
*1:三欠系(さんかくけい)時間・お金・仲間という大切な三つの要素を欠く系統の受験生