個人的に予備試験論文合格に一番大切だと思うこと
途中答案を作らない
個人的には「途中答案を作らない」これが一番大切だと思います。
私が不合格だった論文5回はすべて途中答案がありました。そしてその科目は当然Fで、途中答案のFは相当なマイナス牽引力があります。
初めて途中答案が一通もなかった年が合格した年です(的外れな記述をした設問はありますが)。
都合のよい噂を心の支えにしない
ネットでは「途中答案が2科目あっても受かった」とか「途中答案でもB来ることがある」とかいう噂が流れています。それを信じてはいけません。人間自分の信じたい話を自分に都合のいいように信じてしまうものです。そうすると心のどこかに「途中答案があっても大丈夫」という甘えが生まれてしまいます。「何が何でも途中答案だけは作らない」という覚悟を持つことが一番大切だと思います。
とはいえ、実は上記噂自体は真実でしょう。しかし、「途中答案が2科目あっても(残り科目がそれを補って余りあるほどよくできていたから)受かった」「途中答案でも(途中までの記載が採点官をうならせるような良いできで、本質的理解があることが十分に読み取れる答案ならば)B来ることがある」というのが真相だと思います。
そこそこの答案を揃えて合格
本ブログで応援する「受験生△*1」にとってそんなホームラン答案を書くのは非現実的です。「大きなへこみのないそこそこの答案を揃えて合格する」というのが我らの理想形でしょう。
予備論文は、数科目を同一時間帯に一気に行うという途中答案がたいへん発生しやすいシステムの試験(一科目に時間をかけすぎてしまう危険が高い)です。そんな中で「途中答案がなかった」それだけで「大きなへこみ」はなくなり、合格はぐっと近づいてくると私は思っています。
「レベルの低い話だな~」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、個人的に、去年予備試験に合格できた最大の要因はこれだと思っています。
途中答案になってしまう原因や改善方法などは以後の記事で書いていきたいと思います。
続きの記事がありますよ
今日のブログの進歩
前回記事は目立つアイキャッチ画像にしましたが、アクセス数は変わりませんでした(笑)。そりゃそうか、司法試験関係の情報求めている人は画像では選ばんよな。
*1:三欠系(さんかくけい):時間・お金・仲間の三つの大切な要素を欠く系統の受験生