アラフィフ弁護士なれるかな【絵日記】

高齢社会人は司法試験に合格して弁護士になれるのですか?

【予備論文直前】 高齢受験者にふさわしいお勧めの持ち物

本番直前です。みなさんも最後の持ち物セレクトに入っていると思います。

さて、ここでは高齢受験者にお勧めの持ち物を紹介します。私の長年の経験から「これはグッド!」と思ったもののみ厳選です。

かなりニッチなお勧めですが、一般的な論文当日の持ち物についてはすばらしいブログがたくさんありますので、本ブログはやはりこの路線でいきましょうw

 

サンダル

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高齢者はすぐに靴や靴下を脱ぎたくなるものです。若い人は、おじさんがレストランや居酒屋ですぐ靴を脱ぐのを何度も見たことがあるでしょう。そして、見苦しいと思いましたよねw。

とはいっても、靴を脱ぐと楽なんです。しかし、試験場で脱ぐのはちょっと恥ずかしいですし、脱いだ後の足の置き場にも困ります。

ならば「サンダル」を持っていきましょう。今年(R01)はそんなに暑くないですが、例年予備論文の頃は暑くて足も蒸れます。裸足で履ける緩いサンダルを持っていって試験場で履き替えれば、足下がひじょうにすっきりして試験に集中できます。

私は荷物にならないように、なるべくペタンコになるサンダルを毎年持っていってました。サンダルなら裸足でもおかしくないですし、ズボンの裾をすこし上げ気味にすれば、チョイ悪オヤジ(死語)風のオシャレのようにも見えます! 

 

おしぼり

高齢者は飲食店でおしぼりをもらったら必ず顔をふきますよね。若い人は、「っあーぁぁ!」とか言いながら顔を拭くおじさんを見て、眉をひそめますよね。

とはいっても、顔を拭くとすごくさっぱりして気分転換になるのです。特に高齢者は体力・気力の問題から長時間の試験で頭がぼーっとしがちです(特に民事三連発)。そんなとき、おしぼりで顔をごしごしと拭き、さらに首筋と腕もしっかりと拭けば、水分の気化による吸熱作用でひじょうにさっぱりとして、もう一度集中力を取り戻すことができます。

ただ、おしぼりは机上に置いて良いか微妙ですので(多分、オッケーなのはハンカチとポケットティッシュのみでしょう)、私は濡れたハンドタオルを用意していました(ハンカチと扱われるでしょう)。

 

制汗シート

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高齢者は常に臭いにビクビクしています。ちゃんと毎日お風呂に入って体を洗っても何の罪なのか勝手に加齢臭とやらが出るんで、己の臭いで周りに迷惑をかけてないか毎日不安です。汗の出る夏場は特にビクビクしています。

ですから、制汗シートは必需品です。夏場はトイレに行くだけで汗ばみますので、しっかりケアをしましょう。「汗臭いか?」とか思うだけで集中力が削がれます。

 

ただ、あまりやりすぎて強い臭いだと、これはこれで「ギャツビーおじさん」とか言われて、また若者から嫌われるそうなので(もう、どうすりゃいいんだよ!)、あまり香りが強くないのがよいでしょうね。私のおすすめは、アルコール臭が強くない女性用の制汗シートです。

 

エコバッグ

高齢者は大体仲間がいないので試験に関しては情報弱者です。ですから、試験終了後に帰り道で配られている各予備校のパンフレットは貴重な情報源として全部もらうべきです。特に伊藤塾、辰巳、レックは必ずもらったかを確認しましょう。

 

特に二日目はパンフの他に法文も持ち帰らなければなりませんので、結構な荷物の増加です。もとより、高齢者のカバンは読みもしない参考書でパンパンのはずですのでパンフを入れる余裕はないはずです。この帰りの荷物の増大に供えて、ぜひ二日目はちいさく折りたためるエコバッグを持っていって下さい。

もちろん私も毎年持参し、帰り道ではそれを開いて、さっそうとパンフをもらいまくっていましたよ。

 

ベテは荷物が多い

このように高齢のベテは毎年ベストを尽くすため持ち物の研鑽を重ね、荷物がドンドンと増えていく傾向があります。若い人は試験場で周りのベテっぽい人を見て下さいね。み~んな、荷物が多いですよw

でも、これはベテなりの「なんとか受かりたい」という必死の行動なのです。「邪魔だなぁ」とか思わないで下さいね。