令和元年 司法試験 合格者数についての雑感
いまさらだとは思いますが、個人的にようやく落ち着いたので、高齢社会人の立場からの感想を述べたいと思います。
合格者数は1500名キープ
大方の関係者の予想通りでしたね。
ただ、閣議決定によって直接言及されていない来年度からはどうなるのか、本当に分かりませんね。
合格率は33%と大幅アップ
受験者が減っているのに合格者数が変わらないのですから当然ですよね。早くも「ザル試験」とか「質の低下」とか言われてますが、自分が受験しているときは合格率が高いのは歓迎したい傾向ですw
ただ、上位で合格できるような方は合格の価値が下がった気がして不満かもしれませんね。
予備試験合格者の司法試験合格率は、86%
すごい数字ですよね。だた、データを詳しく見ると・・・
20代の予備試験合格者の司法試験合格率は、96%!
これってすごくないですか? 20代の方にとっては予備に受かれば、まず司法試験は合格ってことです。
そして予備に受かっていれば、まず司法試験に合格するのですから、試験終了後、発表前でも自信を持って就活を行うことができ、その面でも他の受験生に差をつけられますね。まさに恵まれた立場です。
おじさん受験生の肩身の狭さ
すばらしい20代予備合格者に比べて、30才以上の予備合格者の司法試験合格率は60%しかありません。予備合格者の全体平均を押し下げているのは中年以降ですね。
同じ予備合格者なのに、なんでこんなにも若者と違うのか・・・
これについては色々感じることがありますので、今後、記事にまとめていきたいと思っています。社会人・高齢受験生の皆様に役立つこともあるかもしれません。
「そんなことはいいから、お前の成績教えろ! 出てんだろ、コラぁ!」と思ってらっしゃる方へ
この時期はやっぱり気になるブロガーやツイ主の成績チェックですよね。
成績通知は昨日発送でしたので、結構届いてらっしゃる方も多いようですが、残念ながらうちには届きませんでした。関東なのに!
成績や順位については開示するのが司法試験ブロガーとしての礼儀みたいなものだとは思いますが、ぼやかしたくなるような成績だったら・・・う~んw
<ぼやかし例>
- 500位以上の時は堂々と百の位を言う「300位台でした」
- それ以下の時は「真ん中くらいでした」「なんとか3桁でした」
- それ以下の時は「4桁でした・・・」「下の方でした・・・」
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